【漢方薬】当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)の効果・特徴を薬剤師がわかりやすく解説

【漢方薬】体力低下・虚弱系

導入

「手足が冷たくてつらい…」

「冬になるとしもやけができる」

「末端の冷えがなかなか改善しない」

そんな“強い冷え(特に手足)”に使われる漢方薬が**当帰四逆加呉茱萸生姜湯**です。

体の内側からしっかり温め、血流を改善することで冷えを根本から整えるのが特徴です。薬剤師がやさしく解説します。

「普通の冷えより“ガチで冷たいタイプ”に使うイメージだね〜!」


成分紹介(商品名由来)

当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、複数の生薬から構成されています。

  • 当帰(とうき)
  • 芍薬(しゃくやく)
  • 桂皮(けいひ)
  • 細辛(さいしん)
  • 甘草(かんぞう)
  • 通草(つうそう)
  • 大棗(たいそう)
  • 呉茱萸(ごしゅゆ)
  • 生姜(しょうきょう)

「当帰四逆湯」に“呉茱萸・生姜”を加えた処方で、

より強く体を温める作用が追加されています。

「温める力がかなり強化されてるんだね〜!」


特徴・作用

当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、「強い末端冷え」を改善する漢方です。

  • 手足の冷えを改善
  • 血流を促進
  • しもやけの改善
  • 冷えによる痛みの軽減

“冷え+血流低下”に対してしっかり作用するのが特徴です。

「ただの冷えじゃなくて、血の巡りも関係してるタイプだね〜!」


使われる症状

以下のような症状に使われます。

  • 手足の強い冷え
  • しもやけ
  • 冷えによる痛み
  • 下腹部の冷え
  • 頭痛(冷えによるもの)
  • 生理痛

「冬になると悪化する人は要チェックだよ〜!」


注意点(合う人・合わない人)

合う人

  • 手足の冷えが強い方
  • しもやけができやすい方
  • 冷えによる痛みがある方
  • 体力がやや低下している方
  • 生理痛にお悩みの方

合わない人

  • のぼせやすく、熱がこもりやすい方
  • 発熱や炎症がある方
  • 胃腸が弱く、刺激で不調が出やすい方
  • 冷えが軽度で別の原因がある場合

年齢に関する注意

  • 若年〜高齢者まで使用可能
  • 高齢者では体力・併用薬に注意

併用薬の注意

  • 甘草含有製剤 → 偽アルドステロン症のリスク
  • 他の温める漢方(附子含有など) → 作用が強く出すぎる可能性
  • 血管拡張薬 → 血流変化に注意

副作用

  • 胃部不快感
  • 発疹などの過敏症
  • まれに動悸・ほてり

服用時のポイント

  • 「手足の冷えが強い」がキーワード
  • 冷えの程度を見て選択する
  • 継続服用で徐々に改善
  • 改善しない場合は他疾患(血管障害など)の評価

「“ただの冷え”じゃないこともあるから注意だよ〜!」


まとめ

当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、手足の強い冷えやしもやけなど、末端の冷えに対して使われる漢方薬です。

血流を改善し、体の内側からしっかり温めるのが特徴です。

用法用量を守り、症状が強い場合や長引く場合は医療機関を受診しましょう。

「冷えがつらい人にはかなり頼れる漢方だね〜!」


商品

当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、薬局やドラッグストア、インターネットなどで購入可能です。

顆粒タイプが一般的で、継続しやすい漢方薬です。

また、対象の医薬品を年間12000円以上購入された方は、これを超えた金額が控除の対象となります(セルフメディケーション税制)。※本記事作成時点

「冷え対策として冬前に準備するのもいいね〜!」

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現場ノート

現場では、「手足が冷えてつらい」「しもやけが毎年できる」といった相談で当帰四逆加呉茱萸生姜湯を提案することがあります。

特に、末端の冷えが強く、血流の悪さが関係しているケースでは改善を実感される方も多い印象です。

一方で、単なる軽い冷えや他の原因による症状では効果が弱いこともあり、冷えの程度や体質の見極めが重要だと感じています。

「“冷えのタイプ”を見極めるのが大事だね〜!」

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