いつもお世話になっております
かめどらっぐです。
運動した翌日、
「階段がつらい…」「足がガチガチ…」
そんな“筋肉痛あるある”を経験したことがない人はいません。
でも、筋肉痛はなぜ起きるのか?
昔は「乳酸がたまるから」と言われていましたが、今では少し違う見方が一般的です。
この記事では、難しい専門用語を避けながら、筋肉痛の本当の仕組みを一緒にやさしく解説します。

「筋肉痛って“がんばった証拠”でもあるんだよ〜!」
■ 結論:筋肉痛は“筋線維が微妙に傷ついたあと、回復する過程で出る痛み”
昔は「乳酸がたまって痛みが出る」と思われていましたが、
最近では “筋肉は小さな傷を修復するときに痛みを感じる”
という考え方が広く知られています。
運動で筋肉に負荷がかかる
↓
筋線維に“ほんの少しの損傷”が起こる
↓
体が治そうとして炎症反応が起きる
↓
そのとき痛みを感じる
これが筋肉痛の正体。

「筋肉を治すときに“炎症”が起こるから、ズーンって痛むんだね〜。」
■ ① そもそも筋肉はどうやって動いているの?
筋肉は“筋線維(きんせんい)”という細い糸がたくさん集まってできています。
運動をすると、この筋線維が縮んだり伸びたりを繰り返します。
ただし、急に強い負荷をかけると…
・筋線維が部分的に微細な傷を受ける
・周囲の組織にもストレスがかかる
これが筋肉痛のスタート地点。

「筋肉は意外とデリケートなんだよ〜。」
■ ② 筋肉痛は“炎症”のサイン
筋線維が軽く傷つくと、体はすぐに修復モードに入ります。
このとき発生するのが 炎症反応。
炎症とは、体を修復するための“工事信号”のようなもの。
それによって…
・痛み
・熱っぽさ
・張った感じ
などが出ます。
実際には“筋肉が壊れている”のではなく、
より強くなるための回復プロセスなのです。

「痛いけど、ちゃんと治してくれてる印なんだね〜!」
■ ③ 乳酸はどう関係するの?
「乳酸=筋肉痛の原因」という考えは、今ではほぼ否定されています。
乳酸は運動直後には増えますが、
体がすぐにエネルギーとして再利用するため、翌日の痛みとは無関係とされています。
ただし、乳酸が多いと“疲れた感覚”は出やすく、
筋肉痛とは別の話として整理できます。

「乳酸は悪者じゃなかったんだよ〜!」
■ ④ どんなときに筋肉痛が起きやすい?
● 慣れない運動をしたとき
普段使わない筋肉が急に動くと負荷が大きい。
● 負荷が強いトレーニングをしたとき
筋肉に“成長の刺激”が入る。
● 長時間の運動
走り込み・登山などで筋線維にストレスが蓄積。

「使いすぎても、急に使っても筋肉はびっくりしちゃうよ〜。」
■ ⑤ 筋肉痛がおこるタイミングの不思議
運動直後より、翌日~2日後に強く感じることが多いですよね?
これは“炎症反応が進む時間”が関係しています。
体が修復を進めるにつれて、痛みを感じやすくなるためです。
■ ⑥ 日常でできるやさしい工夫(安全な一般生活)
・運動の前後には軽くストレッチ
・湯舟につかって血流をよくする
・水分補給をこまめに
・急に強い負荷をかけすぎない

「少しずつ慣らすのが筋肉に優しいんだよ〜!」
■ まとめ
・筋肉痛は“筋線維のごく細かい傷を治すときに起こる炎症”が原因
・乳酸は筋肉痛の直接原因ではない
・使いすぎ・急な運動・慣れない動作で起こりやすい
・日常の生活習慣だけでも負担を減らせる
痛みは不快ですが、それは 筋肉が強くなる準備をしているサイン。
無理のない範囲で、少しずつ体を動かしていきましょう🐢✨
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました♪
それでは、お大事にしてください!



コメント