いつもお世話になっております
かめどらっぐです。
「がんは誰にでも起こりうる病気って聞くけれど、実際どう予防すればいいの?」
「生活習慣が大事って言われても、何を気をつければいいかわからない…」
「今のうちにできることがあるなら知っておきたい」
がんは、いまや日本人の2人に1人が一生のうちに経験すると言われるほど、よく耳にする病気になっています。
しかし、“すべてのがんが防げない”わけではありません。
生活習慣を整えることでリスクを下げられるがんも多くあり、今日から始められる予防法がたくさんあります。
この記事では、薬局でもよく相談される
「これだけ覚えておけば大丈夫!」という
がん予防の実用的な6つの習慣を、やさしく解説します。
① タバコを吸わない(受動喫煙も避ける)
がん予防で最も重要なのが 禁煙 です。
タバコは肺がんだけでなく、胃・すい臓・腎臓・膀胱・子宮頸がんなど、多くのがんのリスクを上げます。
さらに、本人が吸っていなくても 受動喫煙 によってリスクは高まります。
■ 今日からできる対策
- 喫煙席や喫煙所はできるだけ避ける
- 家の中での喫煙は禁止にする
- 電子タバコでも油断しない

「煙を吸わないっていうだけで、体の負担がぜんぜん変わるんだよ〜!」
② アルコールは“適量”にとどめる
お酒の飲みすぎは、
食道がん・肝臓がん・大腸がん・乳がん のリスクを上げると言われています。
“完全にやめる”必要はありませんが、
量と飲む回数をちょっと意識するだけで予防効果が大きく変わります。
■ 適量の目安(1日)
- ビール:中瓶1本
- 日本酒:1合
- ワイン:グラス2杯
体格が小さい人や女性は、より予防効果が高くなりやすいです。
■ 今日からできる工夫
- 週に2日は「休肝日」をつくる
- 晩酌を“少し軽め”にする
- ノンアル飲料を活用する
③ 塩分を控えて胃を守る(胃がん予防)
あまり知られていない重要ポイント!
塩分のとりすぎは、胃の粘膜を傷つけ、胃がんのリスクを高める ことが知られています。
日本人は世界的に見ても“塩分を多くとる”傾向があるため、日常の小さな工夫がとても大切です。
■ 今日からできる減塩のコツ
- 味噌汁は1日1杯まで
- 麺類のスープは飲みきらない(半分残すだけで大きく減塩)
- 漬物・梅干しの頻度を少し減らす
- 醤油は“つける”だけにして“かけない”
- コンビニは「食塩相当量」をチェック
- カップ麺やスープ類は控えめに
ちょっとした工夫で、胃の負担はぐっと軽くなります。

「塩分を少し減らすだけでも、胃はすごく喜ぶよ〜!」
④ 野菜・果物をしっかりとる(抗酸化力で体守る)
野菜や果物に含まれる ビタミン・ミネラル・抗酸化物質 は、細胞のダメージを防ぎ、さまざまながんの予防に役立ちます。
■ 取り入れるコツ
- 手のひら1〜2杯の野菜を毎食意識
- 緑黄色野菜(にんじん・ブロッコリー・ほうれん草)は特におすすめ
- 間食を果物に置き換えるのも◎
食べる量よりも “毎日続けること” が大切です。
⑤ 体を動かす習慣をつくる(肥満予防でがんリスク低下)
肥満は、
乳がん・大腸がん・子宮体がん などのリスクを上げる要因です。
激しい運動は必要ありません。
■ 取り入れやすい運動
- 1日20〜30分のウォーキング
- エレベーターを階段に変える
- やさしい筋トレを週2〜3回
- 家の中でこまめに動く
“動く習慣をつくる”ことが大切です。
⑥ 定期的にがん検診を受ける(早期発見がいちばんの予防)
生活習慣だけでなく、
「早期発見」もがん予防の大切なポイント。
早期に見つかれば治療の選択肢が広がり、完治の可能性が大きく高まります。
■ 代表的ながん検診
- 胃がん検診
- 大腸がん検診
- 乳がん検診
- 子宮頸がん検診
- 肺がん検診
忙しい方こそ、年に1回だけでも自分の体と向き合う時間をつくりましょう。

「がん検診はちょっとこわいけど…行くことで“安心”が手に入るんだよ〜!」
まとめ:今日の小さな一歩が未来を守る
今日紹介した6つの習慣はこちら
- タバコを吸わない
- お酒は適量に
- 塩分を控える(胃がん予防に重要!)
- 野菜・果物をしっかりとる
- 体を動かす
- 定期的にがん検診を受ける
難しいことを完璧に続ける必要はありません。
今日できることを少しずつ積み重ねるだけで、がんのリスクは確実に下がります。
最後に
「がん予防は、特別なことをする必要はありません。
あなたのペースで、できることから始めるだけでいいんです。
今日の小さな一歩が、5年後、10年後、20年後のあなたの体を守ってくれます。
無理のないペースで、あなたの健康をこれからもそっと支えていきますね。
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました!
それでは、お大事にして下さいね!


コメント